シングルマザーの履歴書の書き方!準備から郵送まで徹底解説!

※この記事はプロモーション広告を利用しています

履歴書とは。

あなたのことを企業の採用担当者に知ってもらうための書類です。

履歴書を見てもらって、興味を持ってもらうことが転職の第1歩。

あなたにとっては大事な1通です。

でも、企業側からするとたくさんいる応募者の中の1通。

100通あるうちの1通とかよくあることなんです。

これがどういうことかと言いますと。
適当に書いたら、興味を持ってもらえないということなんです。

当たり前の事ですが、履歴書はきちんと書けば書くほど、面接に進める確率は上がります。

なぜなら、内容はもちろんのこと、あなたの社会人としてのマナーも履歴書から読み取られているからです!!

私自身も、やみくもに履歴書を書いていた時代がありました。

ですが!

真面目に履歴書を書き始めてからは、お祈り文章を見る回数が減りました!

私と一緒に履歴書についてちょっとお勉強していきませんか?

とっこ

筆者はシングルマザーとして転職を6回経験。
現在は建築系技術職です。
採用も担当しています。

目次

履歴書を郵送するために必要な物

履歴書を書いたら郵送(あるいは持参)しなくてはなりません。

内容はある程度決まっていますが、用紙や送り方も決まっています。

必要な物をきちんとそろえて、過不足のない履歴書を送付する。

ここで企業に対してアピールできるのは、社会人としてのマナーです。

ですから、書く前にしっかり準備をしてしまいましょう!

履歴書を郵送するために必要な物リスト
  • 履歴書
  • A4サイズのクリアファイル
  • 送付用の封筒
  • 履歴書用の写真
  • サインペンとのり
  • 送付状
  • ボールペン

私は履歴書はパソコンで書くのをおすすめしていますが、パソコンをお持ちでない場合は手書きで書けば良いので安心してくださいね。

履歴書用紙

履歴書の種類、たくさんありますよね。
だから、どれを選べばよいかわからなくて迷ってしまうこともあるでしょう。

まず前提として。
履歴書は、パート・アルバイトで働くのか、それとも正規雇用(正社員)で働くかによって使うものが違います。

手書きの場合ですが、正規雇用の場合は、JIS規格の履歴書を用いることをおすすめします。
基本的には履歴書は自分の氏名・住所等・学歴・職歴等の絶対書く項目と、それ以外の項目があります。

えーこ

自己PRや特技、長所と短所とか・・・
履歴書によってあったりなかったりするよね。

とっこ

そうなんです。
履歴書は、書く項目を応募者が決めることができるんです。

えーこ

そんなの、何書けばいいのか迷っちゃうよね・・・

とっこ

そんな時こそ、JIS規格の履歴書です。
JIS規格の履歴書は、日本の標準の履歴書です。
その他の履歴書も、JIS規格の履歴書を基準にしています。
迷った時は、JIS規格の履歴書を選びましょう!

えーこ

じゃあ、パソコンで書く場合はどうすればいいの?

とっこ

パソコンで書く場合は、
転職サイトの履歴書を活用するのがおすすめです。
転職サイトの履歴書は、転職のプロが考えたもの。
企業側が知りたいと思う項目がおさえられています!

転職サイトの履歴書と同様に、市販の履歴書も書いた方が良いと思われる項目が盛り込まれています。
ですから、絶対ダメというわけではありません。

ただ、応募する企業によってはJIS規格を推奨しているところもありますので、
迷った時にはJIS規格と覚えておけば間違いありません。

新品のA4サイズのクリアファイル

履歴書を送付する際には、履歴書をクリアファイルに入れてから封筒に入れます。

履歴書をクリアファイルに入れる理由
  • 折れるのを防ぐ
  • 汚れるのを防ぐ
  • 濡れるのを防ぐ

これは、読みやすい書類を相手に届けるためのマナーです。

クリアファイルは必ず使用していない無地(透明)のものを使用してください。
企業に対して送るものなので、キャラクターや柄の書いてあるものは不可です。

送付用の封筒

履歴書を送付するための封筒です。

サイズ:角形2号サイズ(角2)
色  :白がベター

封筒はA4のクリアファイルが十分に入る、角形2号サイズがおすすめです。
角2サイズは社用封筒などに一般的に使われているサイズです。

色はできれば白が良いです。

どの色でも問題はないのですが、履歴書セットなども白色が使われているように白が好ましいと言う風潮はあります。
また、茶封筒はよく使われているため、履歴書とその他の封筒が区別しやすいと言う理由もあります。

履歴書用の写真

履歴書を送る時点で、企業とあなたはまったく知らない人同士。
だからこそ、第一印象として写真はとても重要な役割を担っています。

例えば、お客様のところへ訪問する時。
普段着でだらしない格好をする人はいないですよね。

もしそんな人が現れたら、信用できる人かな?大丈夫かな?って思いませんか?

履歴書も同じように、ビジネスマナーを守っているかどうか写真からも判断されてしまうのです。

ですから、好印象を持ってもらえる写真を用意しましょう!

履歴書写真のルール
  • サイズは横3cm×縦4cm
  • 背景は青orグレー
  • 服装はスーツ(ジャケットとシャツ)
  • 清潔感のある髪型と化粧
  • 過度なアクセサリーは厳禁
  • 顔がはっきり見える
  • 歯が見えないように微笑む
  • 3カ月以内に撮影したものであること

スーパーマーケットや薬局などにある、スピード写真でも大丈夫です。
800円前後で撮影できますし、すぐに使えるので便利ですよ!

サインペンとのり

サインペンは、履歴書の裏に氏名を記入するために使います。
のりは、貼り付けるために必要です。

のりで貼っただけですと、はがれてしまってどの人の写真かわからなくなってしまうことがあります。
そのため、裏に氏名を書いておくのはマナーです。

とっこ

応募者がたくさんいる場合。
写真がはがれてしまうと、本当にわからなくなります。
裏面の名前だけが頼りなので、必ず書きましょう!

手書き用の履歴書用紙には写真用のシールが入っていることがあります。
その場合はがれることはよっぽどないとは思いますが、万が一を想定して氏名は必ず書いておきましょう。

送付状

送付状は、ビジネス文書を郵送(あるいはFAX)する際には必ずと言ってよいほど付ける書類です。

郵送やFAXでは、どんな書類が何枚送られてきているか受け取り手からは確認できません。
送付状は、この「どんな書類を何枚送りましたよ」という内容を伝える為にあります。

送付状に書くべきこと
  • 宛先
  • 送り主
  • 全書類の枚数
  • 送付した書類の内訳

正規雇用の場合、履歴書と一緒に職務経歴書の郵送を依頼されることがあります。
そんな時に、「この封筒の中には履歴書と職務経歴書が入っていますよ」と伝えるのが送付状です。

また、職務経歴書が複数枚になった場合。

全部で何ページあるのかは、応募する本人にしかわかりません。
そんな時に役に立つのが「全書類の枚数」です。

絶対なくてはならないわけではないのですが、あるととっても親切です。

履歴書の項目

では、ここから履歴書の書き方をお伝えしていきたいと思います。

まず最初に、共通する注意事項です。

  • 文体は一致させること
  • 西暦・和暦を混在させないこと
えーこ

文体って何?一致させないとどうなるの?

とっこ

文体は「ですます調」や「である調」のことです。
ひとつの文章で「~です」と「~である」が一緒にあると、
読み手が気になってしまいます。

えーこ

気になると良くないの?

とっこ

絶対良くないと言うわけじゃないです。
ただ、違和感を覚えて内容より印象に残ってしまう可能性もあります。

えーこ

読み手が読みやすく!だね

ただ、志望動機はですます調、自己PRはである調と言ったように、項目で分けるのであればありだと思います。

では、ですます調とである調のどちらが良いかということですが。

私は「ですます調」をおすすめします。

どちらが悪いということではないのですが、私自身採用の社内検討をした際に「である調の人は我が強い」と受け取られている傾向が強いと感じたからなんです。

熱意が伝わりやすいと言うメリットもあるのですが、経歴次第では尊大なイメージを持たれてしまいがち。
特に新卒や未経験職種では「である調」は避けた方が無難です。

文体一つで伝わる印象は変わりますので、こちらも効果的に使ってください。

また、西暦と和暦も混在すると読み手が頭の中で変換しなくてはなりません。

読み手にやさしくすることもひとつのマナー。
西暦なら西暦、和暦なら和暦といった風に、どちらかに固定させましょう。

氏名・生年月日・住所等の基本情報

履歴書に限らず、全ての書類に使える一般的なマナーになります!

基本のマナー
  • ふりがなは記載の欄に書いてある形態に合わせる
  • 住所は都道府県から略さず書く

当たり前のことかも知れませんが、ご説明させていただきます。

ふりがなと書いてある場合・・・・ひらがなでふりがなをかく。
フリガナと書いてある場合・・・・カタカナでフリガナをかく。

また、住所のふりがなについてですが。
一般的には番地の前までふりがなをかきます。
そのあとにマンション名などに漢字が使われている場合、漢字の部分にだけふりがなをつければ大丈夫です。

学歴の書き方

いちばん最初の行には、真ん中に「学歴」と書いてください。
その次の行から、実際の学歴を書いていきます。

高校以降の学歴から書くのが一般的です。
ただし、地元企業の場合中学校から書いてもOK。

「採用担当者が同じ中学で共通の話題が出て話しやすかった」といった具合に、話題のきっかけとなることもあります。

また、学部や専攻コースなどは、わかりやすく書いてください。

職歴の書き方

職歴も学歴と同様に、一番最初の行には真ん中に「職歴」と書いてください。

その後、実際の職歴を書いていきます。
職歴の最後には、「現在に至る」と「以上」を記載します。

余裕があれば、どのような部署に所属していたか、どんな仕事をしたのか等も書くと親切です。

ですが、昨今では職務経歴書を同時に提出することが多くなっています。
細かい経歴は職務経歴書で事足りますので、無理に経歴を書く必要はありません。

例えば私のように転職回数が多い場合、学歴・職歴欄がキツキツになってしまったりもします。
そのような場合は無理をせず、シンプルに入退社を書けば大丈夫です。

志望動機の書き方

正直に言います。

志望動機はとっても大切です!!!

どんなに素晴らしい経歴を歩まれていても、志望動機が薄いと採用する側も戸惑ってしまいます。

「すごい経歴の人だけど、なんだかやる気が見えないね」なんていうこともありますし、
反対に「未経験だけど、やる気がすごいね!一度会ってみたいな」ということもあります。

ですから、志望動機はしっかり応募企業のことを理解して書くことをおすすめします。

志望動機から何を見る?
  • 自社のことをどのくらいりかいしているか
  • 職務内容を理解しているか
  • 熱意

採用する企業は、自社を選んだ理由を重視します。
なぜって、やっぱり企業側も自社を選んできて欲しいからです。
「なんとなく」とか「それだったら他の企業でもよくない?」という志望動機だと、採用側も不安なのです。

とっこ

私が見た最強志望動機は、
「特になし」です。
だったらなんで応募してきたの?と思いますが、
多くの場合は「会う価値なし」と判断されるでしょう。

また、本当に仕事内容理解してる?というあいまいな表現の志望動機も、採用側としてはNG。
志望動機は採用担当者に「この人と仕事をしてみたい」「仕事の話をしてみたい」と思わせるアピールポイントであるからです。

自己PR欄がない場合は、志望動機は自己PRも兼ねています。
ですから、志望動機は応募する際には1番に書いておきたい項目です!

本人希望欄の書き方

本人希望欄は「本人希望」とありますが、好きに希望を書いてよいわけではありません。
たとえば「この部署じゃなきゃ嫌です!」と言った要望を書くと、我が強いと思われて敬遠されてしまいます。

よほど実力があれば別ですが、そうでない場合採用からは遠のく可能性もあります。
かといって「特になし」と書くこともオススメしません。

もし何も特筆して書くことがない場合は、以下の文を書いてください。

「貴社の規定に従います」

ちなみにですが。
私は常に保育園のお迎え時間と残業可能時間を書いていました。

残業ができるかできないかは、採用可否に関わる部分でもあります。
履歴書に書いてしまうことをためらう方も多いのですが、自分が考慮して欲しいことはあらかじめ書いておく方が良いです。

私は入社後に無理な残業をさせられる経験が多いため、こちら側の譲れない条件として履歴書にあらかじめ書くことにしています。

履歴書Q&A

履歴書って手書きの方が良いの?

いいえ。必ずしも手書きの方がよいということはありません。

反対に、パソコンで作成したからと言ってパソコンでの文書作成能力があるとまで判断はできません。
ですが、パソコンを使う仕事であればパソコンで作成した方が心証が良い傾向はあります。

また、字が読みにくい場合、内容にかかわらず読んでもらえない可能性があります。
自分の書く文字に自信がない場合は、パソコンで書く方が無難です。

反対に、手書きの良い点は、気持ちが乗せられるという点です。
中には手書きじゃなきゃダメという企業もありますので、臨機応変に使い分けてもよいと思います。

ただ、転職活動中には複数の企業に応募することも多いので、その場合は共通事項を書く手間を省けるパソコンが便利ですよ!

子どもがいることは隠した方が良い?

「シングルマザーは就職しにくいから、子どもがいることを隠した方が良い」と言われることもあるかと思いますが。

とっこ

私が転職活動をしていた時、
エージェントさんによっては隠した方が良いと指導する方もいました。
でも、私は隠さない方が良いと思います。

転職や就職活動中は「入社すること」を目標ととらえてしまいがち。
ですが、入社した後自分にとって働きにくかったら本末転倒です。

確かに入社しなくてはスタートにたてないという面もありますが、入社を目標にしてしまうことは危険です。

子どもがいることを隠して入社した場合、急な体調不良や残業に対応できなくなる恐れがあります。

「残業があまりできない代わりに、普段から一生懸命働いて常に納期をも守っています」
などと言った、デメリットを感じさせない働き方をお伝えすると良いでしょう。

転職サイトの履歴書は適当でよい?

転職サイトの履歴書も、通常の履歴書と同様に細かく書いた方が良いです。
転職サイトは企業や採用担当者も見ています。

えーこ

適当だとどうなるの?

とっこ

企業からのスカウトやフォローが来ません。
また、サイトから履歴書を送ることも多いので、普通の履歴書と同じように書きましょう!
一度検証しましたが、経験社名を消しただけでもスカウトの数が減りました。

転職サイトは企業側からも転職者にアプローチが出来ますので、魅力ある履歴書を書いておいた方が良いでしょう。

まとめ

何度もお伝えしているので、飽き飽きされていないか心配ですが・・・。

履歴書は絶対にきちんと書いた方が良いです。

なぜなら、あなたの人となりは履歴書からでも伝わるからです。

残念ながら世の中には読まれないで終わる履歴書はたくさんあります。

転職活動中に何度も履歴書が戻ってくると、だんだん心が落ち込んで来ることもあります。
どうせ読まれないから適当に書けばいいやって思ってしまう時もあります。

私が転職フェアで話した採用担当者に後日言われたことですが。

「実際会って話したから面接したけど、もし履歴書を送られてきたら年齢を見た時点で読まなかった」
と言われたこともあります。

年齢出されたら勝てないので、どうしようもないですよね。
正直、やってらんない!!!って思いました。

でも、だからと言って適当に書いていたら本当に読んでもらえる機会を自分で潰してしまうことになるんです。

つまり、

自分で自分のチャンスをダメにするかもしれないということです。

そう思うと、怖いですよね。

だから私は、履歴書はきちんと書くことをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次